MOUSA1

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小原光一ほか
発行:教育芸術社
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文部科学省検定済教科書。高校 芸術 音楽Ⅰ用の教科書です。

楽譜を載せつつ、楽典も、楽器も、音楽家も、音楽史もそれなりに掲載されている本はないのかしら。と思って探した結果、高校の時に使った音楽の教科書が一番理想に近いのではと思いつきました。そして、文部科学省のホームページに載っている編修趣意書を見比べて数種類ある教科書の中から選んだのがこちら。

決め手は多くの言語の歌詞が載っているのと、手軽な伴奏楽器として優秀だと私が勝手に思っているウクレレが載っていること、歌謡曲・J-Pop・ゲーム音楽などのとっつきやすい楽曲の楽譜が多く載っていること、ちょっとした特技としての楽器演奏のレベルが一段あげられるコード・コード進行の話が載っていることでした。

ざっと読んで感じたのは「この本、本当に約500円で買えていいの?」です。とても充実した内容で、もしこの教科書の全部が記憶に残ってくれるなら、普段の生活はもちろん、外国人と交流する機会でも、旅行の時でも、音楽関係の教養が足らずに困ったり、内容が理解できずに困ったりすることはまずないのではないかと、音楽は専門外ながら思いました。

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